著者一覧
泉由良(いずみ・ゆら)
1985年生まれ。1999年に処女作『夏の前、子どもの集会』を執筆、活動を開始。2007年には手製冊子「白昼社文庫」を計6冊上梓。同年、京都ポエトリー月間にてSpokenWordsに触れる。2010年に白昼社を立ち上げ、多くの著者の作品を出版。本人名義の小説作品としては『ウソツキムスメ』『すな子へ、』『vodka,その周辺』『zakuro,その断片』等を発表。2013年現在、ヴォイスパフォーマの詩人にゃんしーと朗読ユニット「クロチネ」を組んでいる。
鳴原あきら(なりはら・あきら)
1967年生まれ、神奈川県在住、青山学院大学卒業。1985年より活動を開始、1996年に「誘惑のマーメイド」(テラ出版)でNarihara Akira名義でデビュー。2000年『血の12幻想』(エニックス)収録「お母さん」で鳴原あきら名義となる(後に講談社文庫版にも再収録)。2009年に『SPARKLING RAIN』(New Victoria Publishers)に「The Pink Drink」(「ピンクの水」(テラ出版)翻訳)が掲載される。代表作は津原泰水絶賛の『水晶の舟』の他、『神の名を呼べ』『彼の名はA』『美少年興信所』他多数。パトリシア・ハイスミスの評論『キャロル~知られざるハイスミス~』などの評論活動も行っている。
水池亘(みずいけ・わたる)
1986年生まれ、千葉県千葉市在住。2003年より超短編作家として活動を開始。小説作品の代表作は「メロンだったら良かったのかもしれない」、『超短編の世界』『超短編の世界 Vol.3』(創英社)に掌編が掲載され、第20回電撃小説大賞三次選考を通過。4コマ漫画の造詣も深く、まんがタイムきららMAX2013夏の読書感想文コンクール特別賞を受賞し、同人活動として『きらら系4コマレビュー120』等のレビュー本を発表している。その他に、三十弱もの初音ミクオリジナル曲を発表しており、十数個のペンシルパズルが『ニコリ』に掲載される等、活動は多岐にわたる。
渡邊利道(わたなべ・としみち)
1969年生まれ、東京都在住、SF作家クラブ会員。1996年より活動を開始、2007年に『cenotaph』を発表、2008年に『幻視コレクション~新しい現実の誕生~』に掌編「ここにキスして」と「生首」が掲載され、2009年より創作文藝サークル幻視社に参加し「Trois conte」「家族サアカス」「臨海電車」「倒れるものすべて」などを発表。2011年に「独身者たちの宴 上田早夕里『華竜の宮』論」で第7回日本SF評論優秀賞を受賞、2012年に「エヌ氏」で第3回創元SF短編賞飛浩隆賞を受賞。
責任編集
秋山真琴(あきやま・まこと)
1984年生まれ、愛知県名古屋市在住、雲上回廊代表。1999年より活動を開始し、同人編集者として『回廊』、『ゆる本』、『生』、『幻視コレクション』の他、四十冊以上の雑誌や合同誌を手掛けた。同人小説家としては掌編が『てのひら怪談2』、『てのひら怪談 百怪繚乱篇』、『てのひら怪談 己丑』(ポプラ社)に掲載され、別名義で応募した作品が第4回創元SF短編賞の最終候補に残った。代表作は『世界再生の書物と一つの楽園』。