いただいた感想のご紹介
ブログやTwitter等で公開された感想を、下記にご紹介させていただきます。
紹介無用の場合、ご連絡いただければ削除致します。
尚、感想にはネタバレが含まれる可能性がございますので、未読の方で気になる方は、ご注意ください。
ブログ
「幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方」が本当に好みすぎて、昨日真面目に起きて心の底から良かったと思いました。 アンソロ本で全部好きになれるって珍しい。
— 七海奈波(ななみ) (@nanamix2) 2014, 5月 6
ほんっとうに順番つけられないのだけど、ちょっとだけ他を上回って好きなのは「微笑みと微睡み」
— 七海奈波(ななみ) (@nanamix2) 2014, 5月 6
ほーんと語彙力・表現力がなくて困りますわ。 この感想を適切に伝えられないなんて。 なんかねえ、単なる説明になっちゃうんですよね。
— 七海奈波(ななみ) (@nanamix2) 2014, 5月 6
わかった、行動で話そう。 読み終わってすぐ、作者全員の名前をググりました。
— 七海奈波(ななみ) (@nanamix2) 2014, 5月 6
これは人に勧めたい。が、勧めて響きそうな先が思い浮かばない。 (すでにふぁぼってる誰かさんを除く)
— 七海奈波(ななみ) (@nanamix2) 2014, 5月 6
雲上回廊さんの「幻視コレクション」(緑)は好感の持てる内容だった。四編の内では渡邊利道氏の「シャーロットに薔薇を」が好みだった。宇宙もの。#bunfree #文学フリマ #文フリ
— 藤あさや (@touasa) 2014, 5月 7
秋山真琴さん(@unjyoukairou)発行の「幻視コレクション 思い焦がれる追憶の行方」読了。まず、冒頭の「お返しにはペンシルパズルを」で泣いてしまった。行きの電車ではなくてよかった。近未来の話なんだけど、どことなく昭和や90年代の雰囲気があって、それが余計に切ない。(続く)
— 恣意セシル (@c_cecile) 2014, 5月 8
欲を言うと、もう少しミカゲに可愛げと言うか、魅力が欲しかった。「カインの神様」は、モチーフの使い方が上手で、是非見習いたいところ。満潮音とは結局誰だったのか、というのが弱い気がしたけれど、読後感について考えるとそれもまた魅力なのかもしれない。(続く)
— 恣意セシル (@c_cecile) 2014, 5月 8
「シャーロットに薔薇を」、展開に新鮮味はないのだけど、主人公のキャラの立体感と文章が兎角上手くて、素直に楽しめた。子供の頃に読んだSFマガジンを思い出したりもして。このお話も切ない。「微笑みと微睡み」、書き出しが上手く、するりと物語に呑まれる。よく効く睡眠薬のように。(続く)
— 恣意セシル (@c_cecile) 2014, 5月 8
取り留めなく描かれる物語、モチーフは頼りなく、それが逆に世界を強固に描き出す。世界と世界の切り替えが滲むようで、読み終わってしばし、呆然とした。 全てを総括して、帯に大きく書かれた「面白い物語を選びました」という言葉に偽りなく、万人にお薦めできる一冊。流石秋山さん、と唸りました。
— 恣意セシル (@c_cecile) 2014, 5月 8
『幻コレ 思い焦がれる追憶の行方』 巻頭は水池亘さん「お返しにはペンシルパズルを」。展開は鉄板で、途中で結末を予測できてしてしまう方も多いかもしれませんが、いやみのない書き方で、読ませます。完全にご自分の土俵で勝負しているのが、勝因です。
— 鳴原あきらbot:5/5【D-07】 (@narisama_cm_bot) 2014, 5月 7
『幻コレ 思い焦がれる追憶の行方』 二番手は私、鳴原あきらの「カインの神様」。近作のスピンオフですが、知らない方にも読んでいただけるように書いたつもりです。旧訳聖書(創世記第十二章まで)の4エピソードを下敷きにしていますが、現代に通じる話にできていたらいいなと。
— 鳴原あきらbot:5/5【D-07】 (@narisama_cm_bot) 2014, 5月 7
『幻コレ 思い焦がれる追憶の行方』 第三作目は、渡邊利道さん「シャーロットに薔薇を」。この題名はアレが元ネタなのかしらと思えば(違っていたらごめんなさい)、この結末は非常に自然な流れ。主人公の設定がSFとしてひとひねりしてあり、それが作品全体に活きているのは、さすがです。
— 鳴原あきらbot:5/5【D-07】 (@narisama_cm_bot) 2014, 5月 7
『幻コレ 思い焦がれる追憶の行方』 最後を飾るのは泉由良さんの「微笑みと微睡み」。若い頃に書かれたものを改稿されたそうなのですが、奥行のある作品です。読者のために、一応の結末はつけられていますが、いつまでもこの世界にいたいな、と思わせる、余韻を残す物語です。
— 鳴原あきらbot:5/5【D-07】 (@narisama_cm_bot) 2014, 5月 7
倉田タカシさんの原稿が落ちてしまったことは誠に残念ですが、正直、『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』、間違いなく面白い一冊になっていると思いますので、ぜひお手にとってみてください。http://t.co/APUmaXhPPo
— 鳴原あきらbot:5/5【D-07】 (@narisama_cm_bot) 2014, 5月 7
『幻視コレクション』(緑)収録、鳴原あきら「カインの神様」読了。これはいい、いいですね。何がいいって、中盤までどんなジャンルの話なのかさっぱりわからない。ずっと二人の四十男の職場相談が続くだけ(というと語弊があるけど)。ただ、何やら裏があることだけは匂わせている。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 8
(続き)そして終盤、ある一瞬に、パッと視界がひらける。ああ、そういう話だったのか、と。無駄な要素と思われたものたちがすごい勢いでカチカチ嵌っていって、爽快感を感じます。いわゆる、期待に答えて予想を裏切るというやつです。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 8
(続き)個人的に、満潮音(みしおね)の親の件はいらなかったようには感じます。ちょっとここだけは出来合いのものを借りてきたように見えました。そんなものはなくても、強度は揺るがないと思います。また、終盤は少し説明不足かもしれません。僕はわりとこれくらいでも好きなんですが。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 8
(続き)これ以上は興をそぐ可能性が高いので、とにかく読んでみましょうというまとめ方で一つ。それにしても、鳴原さんも渡邊さんも、大人な作品を書くなあ。比較すると僕は全く子供っぽいですね。まあ年齢差からすれば、それはそれで正しいんですけれども。(終わり)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 8
『幻視コレクション』(緑)収録、渡邊利道「シャーロットに薔薇を」読了。僕は渡邊さんの文章が好きでして。コピー意識体の視点による、少し粗暴な語り口調が作品全体の雰囲気を形作っていて、それだけで楽しかった。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 7
(続き)内容は硬派な中に遊び心を(わりとたっぷり)含ませたもので、真顔のまま脳だけで笑えるような感覚。SFと幻想文学をしっかり通った人の仕事だなあと、深く感心したのでした。短くまとまっているところも良いです(とはいえ、もう少し膨らませられそうだけれど)。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 7
(続き)個人的には、主人公がもう少し物語に食い込んでいる方が好みではあります。旅をするコピー人格のいちエピソードという体なので、シリーズ物にすると良いような気もしました。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 7
(続き)ところでタイトルの元ネタって、てっきり「名探偵に薔薇を」かと思ってたんですが、調べたら別の作品があるようで。不勉強ですみません。ああ恥ずかしい。(終わり)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 7
『幻視コレクション』(緑)収録、泉由良「微笑みと微睡み」読了。終わりもなく同じ日々をくりかえす街に住む女性とその周囲の住人を、詩的な筆致で描いた短編。こういうのはとにかく文章に強度がないと成立しないと思うんですが、本作はかなり良い線をいっているのでは。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 11
(続き)構造的には某有名純文学作品をどうしても思い出してしまう。というよりも、かなり定番の構図と思われるので、もっと長くして一捻り加わったら独自色が出て良くなるかな、と。文庫一冊くらいの量を描くことで、全く違った魅力の現れる作品と感じました。(続く)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 11
(続き)しかしまあ、好きな人はとことん好きになるような作風ではないでしょうか。こういうタイプのものは普段あまり読まないので、この機会に読めて良かったです。最後のページの演出には、怒気迫る切れ味があって、僕は好きです。(終わり)
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 11
というわけで『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』全作品読みました。いやー、これだけバラバラのものが集まって全部面白い(自分のはともかく)ってのは、わりとすごいことなんでは。作家陣みんな、自分の作風が確立されている(自分はともかく)というのが強みかな、と。
— 水池亘 (@mizuikewataru) 2014, 5月 11
幻コレ緑、読了。ひとこというなら「すばらしい」。もうちょっというなら「めっちゃすばらしい」。掲載作どれも超面白いし、掲載順もまるで起承転結のよう。一番好きなのは渡邊利道「シャーロットに薔薇を」。無機質な狂気が気持ちいい。編集の秋山真琴さん天晴!
— 佐藤こおり.txt (@ice03g) 2014, 5月 15
幻コレ緑、紙面もすっごく読みやすくて、物語に集中できた。うう、私が「自分で本作ってます!」って言ってるのは恥ずかしいレベルだ・・・。
— 佐藤こおり.txt (@ice03g) 2014, 5月 15
幻視コレクション追憶篇読んだ。ペンシルパズルの話がよかった。カインの神様は顛末が怖い。さすがハイスミス論の書き手と思いましたな。微笑みと微睡みはメルヘンでした。吉野朔実の絵で想像したり。。
— 渡邊利道 (@wtnbt) 2014, 5月 19
「お返しにペンシルパズルを」を読んでまず連想したのは…。局所的に見ると同じように感じられるけれど、流れの中で見ることによってまた異なったふうに受け取れる、そういうものごと・ものごとの捉え方は好きだなあということ。ところで自分もスリザーリンクは大好きです。あと「先輩」も好きです。
— 広瀬あつみ (@hirose_atsumi) 2014, 5月 27
BCCKSスタッフが「コレは!」な一冊を紹介する栞書店。今週は『幻視コレクション 想い焦がれる追憶の行方』 http://t.co/mpMHqmBlde 「面白い物語を集めました」との言葉通り、4編の小説すべて楽しめました!『お返しにはペンシルパズルを』ぐっときます(´□`。)
— ブックス (@BCCKS) 2014, 5月 30
水池亘『お返しにはペンシルパズルを』 読後涙がポロポロと。通勤電車内だったのでとても焦った。 過去に思いを馳せて未来に希望をつなぐ、いいお話だった。 数楽を生成する過程のアルゴリズムはどんなのかを考えると楽しい。 ちなみに、数独よりもナンリンと推理パズルが好み。 #幻コレ緑
— ogawa@8/7 品川SSゲーム会 (@ikasama_rx) 2014, 5月 26
鳴原あきら『カインの神様』 決して主人公と同じ立場ではないのだけれど、妙なシンパシィを感じた。 この話は悲劇と言うよりは喜劇に思えた。 流されるように周囲に翻弄されて突然の終幕。笑うしかない。 #幻コレ緑
— ogawa@8/7 品川SSゲーム会 (@ikasama_rx) 2014, 5月 26
渡邊利道『シャーロットに薔薇を』 一読、SFというよりはファンタジー、お伽話の印象を受けた。 クラリッサが魔女、シャーロットが姫、主人公が騎士といった構図。 ただ、なんとはなしに引っ掛かりを感じていて、再読すると感想が変わるかも。 誰かが嘘をついている??? #幻コレ緑
— ogawa@8/7 品川SSゲーム会 (@ikasama_rx) 2014, 5月 27
泉由良『微笑みと微睡み』 読後、ぞっとした。孤独であることを気付かないふりをして、孤独を募らせる。 書き割りの中でしか心の平穏を得られないのは、それが真実だけにとてもとてもつらいことだと思う。 意味不明の感想だけど、まぁいいや。 #幻コレ緑
— ogawa@8/7 品川SSゲーム会 (@ikasama_rx) 2014, 5月 29
『シャーロットに薔薇を』再読。やはり、だいぶ読みこぼしてた。 しかし、何故、クラリッサがシャーロットを崇拝していたにもかかわらず、彼女を告発するようなことをしたのだろう。 「俺」のオリジナルがホーマーかと思ったが、それはできすぎか。 うまくかけない。 #幻コレ緑
— ogawa@8/7 品川SSゲーム会 (@ikasama_rx) 2014, 5月 30
幻視コレクション緑「お返しにはペンシルパズルを」水池亘、読了。ストーリーは素直でするする読めたので、物語よりも全編に登場するペンシルパズルに興味を抱いた。特に「美術館」という個人的には知らなかったパズルが冒頭に登場するのはなぜか。ペンシルパズルへの愛の感じられる良い作品でした。
— 伊藤鳥子8/10モジノオトカフェ (@itoh_torico) 2014, 6月 3
幻視コレクション緑「カインの神様」鳴原あきら、読了。阿部が職場の労働相談で面談したのは、怪しげな美形の男だった。来るぞ来るぞと思ってたら見事にひっくり返る結末にキュンときました。各キャラもっとエピソードや設定がありそうなのに短いのが残念。特に甲斐と阿部の関係はもっと読みたかった。
— 伊藤鳥子8/10モジノオトカフェ (@itoh_torico) 2014, 6月 3
幻視コレクション緑「シャーロットに薔薇を」渡邊利道、読了。 戦時に打ち捨てられた人工惑星が発見された。無人の艦内には薔薇が咲き乱れていて…。 少しレトロな香りのするSFらしい作品。渡邊さんの作品は何本が読んでいるので、こういう作品は予想外で少し戸惑いましたが、面白かったです。
— 伊藤鳥子8/10モジノオトカフェ (@itoh_torico) 2014, 6月 3
幻視コレクション緑「微笑みと微睡み」泉由良、読了。駅の中にある街での美しい少年少女の物語。エピソードが記憶の断片のように途切れ途切れに綴られる。甘い悪夢のような、かわいらしいけれど不条理と不安定が支配する不思議な世界です。一人称の地の文に唐突に詩のような文章が混じるのが面白かった
— 伊藤鳥子8/10モジノオトカフェ (@itoh_torico) 2014, 6月 4
というわけで、幻視コレクション緑、読了しました。どの作品もクオリティが高く面白かったです。ただ、各作品個性が強く、続けて読もうとすると少し読む側が作品に合わせて感覚をチューニングする必要がありました。一気に読むより、1日1作ずつ読んだりするのがいい本なのかもしれないです。
— 伊藤鳥子8/10モジノオトカフェ (@itoh_torico) 2014, 6月 4
幻視コレクション 思い焦がれる追憶の行方 Kindleで買ったので読み始めたら一気に読んでしまいました お返しにはペンシルパズルを、がお気に入りですね 爽やかな読後感です 作り手と受け手の関係はやっぱり愛だなぁと感じます
— しん☆ぺー (@zy__on) 2014, 6月 8
シャーロットに薔薇を、あまりSF読んだことなのですが、かなり正統派なSFなんでしょうかね? アシモフのような機械の葛藤をスマートに表現したような感じを受けました
— しん☆ぺー (@zy__on) 2014, 6月 8
カインの神様、ちょっと辛いです 物語にどんどん引き込まれていくのですが、なんというか身近にありえそうな内容で明日は我が身か・・・とか考えてしまいます。なので最後辛い とりあえずあれだ、僕は基本ハッピーエンドが好きなんだなと再確認
— しん☆ぺー (@zy__on) 2014, 6月 8
微笑みと微睡み、好きな雰囲気なのですよね 誰でもやっていることなのでしょうが、彼女の世界は幻想的で寂しくて・・・ なんとなく僕の感情があちらに引っ張られそうなので深く考えないことにしようかな
— しん☆ぺー (@zy__on) 2014, 6月 8