『幻視コレクション 失われた一葉の架空』著者一覧

はるかかなた
 1988年生まれ、大阪府在住。2000年より活動を開始、小説の処女作は『回廊 第二号』に寄稿した「遠い異国の昔の話」その後、同誌に「夢題 -The dropping dreams -」、「午前二時の使者」、「Hello nightmare,hello.」、「TV shows......」、「Phantasmagoria-Melancholia」、「黒い飛行船」、「謡東の夜」などを精力的に発表。近年はイラストレーターとしての活動に比重を移しており、代表作は佐多椋『roses/deaths/scripts』 の挿画。

佐多椋(さた・りょう)
 1986年生まれ。2003年よりネットを中心に活動を開始、2010年より個人サークルscript.を立ち上げ、小説集『短篇集1』(著)、epub雑誌『</script>』(編集)、漫画『人殺しと視た悪い夢』(原案)などを発表。2012年に「蔵前橋」が本所・深川てのひら怪談コンテストの佳作に入賞。「超短編の世界」、「超短編の世界 Vol.3」(創英社)、「異形コレクション 未来妖怪」(光文社文庫)、「てのひら怪談 壬辰」(ポプラ文庫)に掌編が掲載された。

吉永動機(よしなが・どうき)
 1988年生まれ、埼玉県在住。2009年より野条友史と共にサークル「  」MAGAZINEを立ち上げ『「  」MAGAZINE VOL.01』に始まる作品集を手掛ける。主な作品として『ジェンガの日々』、『エポック・メイキング』、『マダラグラム・ポッセカット』、「きっと負ける」などがある(いずれも野条友史がデザインを担当)。2013年に同人の文学賞である絶対移動(中)大賞に「食虫毒アフター」を応募、惜しくも入賞を逃すが高い評価を受け『絶対移動中 vol.13』に掲載された。

 

言村律広(ことむら・りつひろ)
 1983年生まれ。2004年より活動を開始、同人編集者として秋山真琴と共に『ゆる本』、『生』、『幻視コレクション~新しい現実の誕生~』などを手掛けた。同人小説家としては『回廊』に「トリニティ -運命の時の可能性-」、「ル4」、「るっ――」の他、掌編をいくつか、『ゆる本』に「てき(す)とーず世界征服」に始まる《てき(す)とーず》シリーズなどを発表。

高村暦(たかむら・こよみ)
 1991年生まれ、千葉県柏市在住、早稲田大学在学。2010年より活動を開始。主に合同サークル冷亜暦の一員として活動し『刺突』、『あなたのかたち』、『生きている女性に興味はありません。』、『視姦』、『石璧の楽園』、その他に青波零也と共著で『終末の国から』を発表。小説だけでなく挿絵、デザインなども手掛ける。代表作は『匣と匠と匣の部屋-wir-』。2013年、同人の文学賞である絶対移動(中)大賞の応募作「新しいノートを買わなくちゃ」にて秋山真琴賞を受賞。同年、『非公式文学フリマガイドブック』の最高編集責任者を佐藤より引き継いだ。

『幻視コレクション』責任編集

秋山真琴(あきやま・まこと)
 1984年生まれ、愛知県名古屋市在住、雲上回廊代表。1999年より活動を開始し、同人編集者として『回廊』、『ゆる本』、『生』、『幻視コレクション~新しい現実の誕生~』の他、四十冊以上の雑誌や合同誌を手掛けた。同人小説家としては掌編が『てのひら怪談2』、『てのひら怪談 百怪繚乱篇』、『てのひら怪談 己丑』(ポプラ社)に掲載され、別名義で応募した作品が第4回創元SF短編賞の最終候補に残った。代表作はノベルゲーム『PNOS』。